スリランカ仏教聖地巡礼ガイド:主な観光地と参拝の心得
スリランカは、インドから仏教が伝来した最初の国の一つとして、長い仏教の歴史と伝統を誇ります。国内には多くの仏教遺跡や聖地が点在しており、信仰の対象であると同時に観光地としても多くの人々を魅了しています。Vol.2では、スリランカの主要な仏教聖地について、それぞれの拝観料、参拝時の注意点、見どころをご紹介します。
| 日課のお祈り(アヌラーダプラ) |
➀ 仏歯寺(スリーダラダ・マーリガーワ寺院)|キャンディ
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概要:お釈迦様の聖歯が奉納されているスリランカで最も尊い聖地。
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拝観料:外国人観光客:約2,000ルピー(約2,000円)
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注意点:
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寺院内は靴を脱いで入場。
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肩や膝が隠れる服装が必要。
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写真撮影は禁止エリアあり。
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見どころ:
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仏歯が納められている金の仏塔。
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毎朝・昼・夜のプージャー(供養式)。
仏歯寺を含むキャンディの街全体が世界遺産。
| 奥の扉内に仏歯が祀られています |
➁ アヌラーダプラの聖地群|アヌラーダプラ
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概要:スリランカ最古の都であり、スリー・マハー菩提樹が有名。
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拝観料:遺跡エリア共通チケット:約25ドル
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注意点:
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菩提樹への参拝時は敬意を払い静かに行動。
肩や膝が隠れる服装が必要。
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各寺院は裸足での参拝必須(靴下も不可の場合あり)。
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見どころ:
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スリー・マハー菩提樹(ブッダガヤの菩提樹からの分け木)。
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ルワンウェリ・サーヤ大塔、アバヤギリ大塔などの世界遺産仏教遺跡群。
| アバヤギリ大塔(アヌラーダプラ) |
➂ ミヒンタレー|アヌラーダプラ近郊
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概要:仏教がスリランカに初めて伝わった地。
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拝観料:約1,000ルピー(外国人料金)
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注意点:
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長い石段を登るため、歩きやすい靴を準備(入口で脱ぐ必要あり)。
岩の展望台は急斜面を登るため、要注意(手すりは不安定)。
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見どころ:
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文化三角地帯を見渡せる絶景の高台。
| 高台への急こう配な登り口 |
➃ ダンブッラ黄金寺院(ロックテンプル)|ダンブッラ
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概要:5つの石窟にわたる仏像群と壁画で有名な世界遺産。
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拝観料:約2,000ルピー
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注意点:
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石窟寺院内への出入りは裸足。
肩や膝が隠れる服装が必要。
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写真撮影はフラッシュ禁止。
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見どころ:
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全長14mの涅槃仏や色鮮やかな天井の壁画がある世界遺産の石窟寺院。
| 石窟内の様子 |
➄ ポロンナルワ遺跡群|ポロンナルワ
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概要:中世スリランカの都として栄えた仏教都市遺跡。
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拝観料:約25ドル(外国人用チケット)
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注意点:
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遺跡は広範囲にわたるため、移動手段(自転車など)を用意。
肩や膝が隠れる服装が必要。
各寺院は裸足での参拝必須(靴下も不可の場合あり)。
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見どころ:
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ガル・ヴィハーラの巨大石仏群(立像・座像・涅槃仏)。
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ワタダーゲやランカティラカ仏堂などの世界遺産仏教都市遺跡群。
参拝・観光の心得まとめ
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服装:男女ともに肩・膝を隠す服装を。サロン(腰巻き布)の携帯が便利。
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礼儀作法:聖地では大声を出さず、仏像や僧侶への敬意を忘れずに。女性は僧侶の手や持ち物に触れないように注意(戒律で厳しく戒められています)。お布施、お賽銭用に小額紙幣を多めに用意しておく。仏像への不敬行為(よじ登る、触れるなど)は逮捕、国際問題に発展しかねませんので注意。
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履物:多くの場所で靴を脱ぐ必要があるため、脱ぎ履きしやすい靴を選ぶ。
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天候対策:日差しが強いため、日焼け対策・帽子・日傘・水分補給を心がけましょう。
入場料について:2024年11月時点での料金です。変更になる場合あり。
仏教の聖地を巡ることは、単なる観光を超えた深い精神的な体験でもあります。
敬虔な気持ちを忘れず、現地の文化と信仰を尊重しながら旅を楽しんでください。合掌